2024年が明けました。 手放しにおめでとうと言ってはいけないような、そんな悲しいことが続くお正月。 被災された方々や、ご自身は無事であってもご家族やご友人の安否がわからない状況に胸が締め付けられるような想いをされている…
唯一無二であること
WEL’Lで唯一のオリジナルアイテム、モワメムアクセサリーにまたひとつ新たな作品が加わった。 これは紛れもなく今の私自身が大切にしている視点、在り方、そして美意識であり、そしてなおかつ自分が実際に辿って見えた…
2023年を振り返る
考えすぎずに自分がやると決めたことを兎にも角にも淡々と続けていくこと。そのプロセスの塊はだれかに誇示するものでは決してなく、ただただ自分への信頼と自信に変わるのだと信じて派手さもなく進んできた。自分の情熱の中にさえいれば…
長男のその後
長男が入院して1年と8ヶ月が経った。 ペルテス病といって右脚の大腿骨頭が壊死している病気に気づいたのは彼が幼稚園の年長の終わりの時だった事を、遠い昔のことに思う。彼は身体も心も随分大きく立派に成長した。 この病気の特性上…
新たなステージへ
Basaraの拠点が葉山から秋田へ移った。 今年の初めに、プロデューサーから唐突に告げられたここからいなくなります宣言。商品も全て秋田へ、という中で私はこれからどうしていきたいのかずっと自問し続けた。 開店当初から共に走…
あまりにも混沌とした世の中に
ここ半年、ゆっくりと読み進めていた本がある。 百田尚樹さんの書く文章でなら歴史を読みたいと思って衝動で手にした本。 現代の視点でしか生きられていない自分をもっと俯瞰したくて違う時代に生まれていたらどんな生き方を選ぶのだろ…
休息の中で自分を見つめ直す
よし、休もう。 そう決めた7月の下旬のこと、私は毎日原因不明のひどい頭痛に襲われていた。 想定外の決断を下すまで、ずいぶんと悩んだ。これまでの積み重ねをもっと濃くもっと大きくしたいのに、今走らなくてどうするのだと、止まる…
HAKUJI新作を迎えて私が思うこと
7月某日、HAKUJI2023awのとてもとても素敵なお洋服がWEL’Lに届きました。 そして昨日は2024ssの展示会へ。 服を売るとはとても流動的なお商売だなと思います。 売っていなくてもそういう世界だと…
自分だけの感覚を
先日、新たなモワメムを制作しているときのこと 「大衆的なものをつくっても意味がない」 そんなことを自分の口から発して、他でもない私がハッとした。 世界観を生む、抽象的でありながらも独自性の追求をしていきたいと心の底から願…
原点へ
人生は展開するもの、それは突然に。 これは私がいつも力を抜いて生きられている根底にある信念だ。 物事を延長線ではなく断片的に重ねられているものだと腹の底から思えた時、目の前にきたものに純粋な感覚でとことん挑戦できるのだと…
御礼と明確に見えるもの
Basara 23ss outer collection にご来場くださった皆様、とても素敵な時間を誠にありがとうございました。 まだまだわたしたちに潜在している美意識、日常にこそある高揚感を掘り起こしていきたい、唯一無…
GW5,6日はWEL’Lへ
フルラインナップでお取り扱いさせていただいているBasaraから待ち焦がれていた宝の山が届きました。 わたしが愛してやまない一生推し続けるであろうシルクパンツをはじめとしたガウンやシャツ、ジャンプスーツなどのアウターが店…
生活の変化
早いようなそうでないような、そんな感覚で気づけば4月が過ぎていく。 今月に入って突然、長男が入院している病院からコロナの規制緩和で毎週末の外泊の許可が下りた。 金曜日の午後、院内学校の授業が終わって長男を迎えに行き、月曜…
5周年
昨日14日、WEL’Lはおかげさまで5周年を迎えました。 2018年にオープンしてから5年間本当にたくさんのことがあったと感慨深くなりますが、目の前の心が踊ることをひたすらに形にし続ける、これを徹底し続けての…
世界を広げる
大好きな4月がやってきました。 間も無くWEL’Lもわたしも気持ちを一段高く切り替える大切な節目を迎えます。 4月1日という新鮮な気持ちの日に大切な時計がガラス交換修理から戻ってきました。亡き祖父から不思議な…