2024年が明けました。
手放しにおめでとうと言ってはいけないような、そんな悲しいことが続くお正月。
被災された方々や、ご自身は無事であってもご家族やご友人の安否がわからない状況に胸が締め付けられるような想いをされている方々、いろんなことがフラッシュバックして苦しい想いをされている方々、そのどれにも当てはまらなくとも誰もが明るい気持ちではいられない状況ですが、どうかどうか気持ちが少しでも癒されそして少しでも早く安心の中にいられますよう、強く強く想いを送り続けます。
インターネットを開けば、いろんな情報の渦に巻き込まれる感覚になります。それら関連でなくとも、興味を次々に展開させ無意識に晒させていく仕組みはいつしか自分の本当の目的を見失わせるように思います。
どうか今だけは何よりも自分の心に従って、少しでも自分自身がほっとする選択を。頭と心は別です。どちらから起因して選択行動をしようとしているのかその感覚を丁寧に探って、できるだけ心の感覚だけで小さな選択を繰り返していくことを切に願います。
私はというとある程度状況把握を自ら取りにいった後は、活字の世界やアナログなものの中に身を置いています。それはすなわち行き止まりの世界。今だけは無防備に心に求めていないものを勝手に侵入させない。
混沌とした中でふと、自分の中心に戻れたのは過去に書いた自分の文章。これはパレスチナとイスラエルの戦争が起きたときにその時の自分の内側を取り止めもなく書いてしまったもので、起きて欲しくない辛いことが起きたときに自分はどう在るか。より身近に感じてしまった今も意識の在り方は同じであります。
どうか個としての選択を強くもってください。そこに不正解は存在しないし、自分を犠牲にして現状がよくなることは絶対にないです。自分の目の前の世界を大切にしていくことが世界に対しての一番の貢献です。