とある平日の昼下がりのこと。 9歳になる長男が 「別に嫌とかじゃないけど毎日が同じことの繰り返しに思える」 つまらなさそうな顔をしてそう言ったことで、私の心に火がついた。 こういう時、どこか楽しいところへ行くとか、新しい…
ただひたすらにそして刹那的に
気楽さを持った11月。 何をしていたか振り返ってみると、時間問わず没頭して紙に文字を書き綴り続けた。営業中も、朝も夜も、隙あらば着席する。そしてとことん「書く」に没頭してみたいという自分の欲求を許し続けた。 (私の定位置…
淡々と在り続ける
暗がりが早まり、そして寒くなった。 お店も17時の閉店時間にはすっかり陽が沈み、冬の表情を見せる。 こんな私にも年に数度だけ数字を追うことがあってそういう精神状態で目標に向かって走り終えた先日のこと、反動というより本音な…
新たなリズムで
なんて清々しい10月の始まりの日。(小雨の中虹を見た、今朝。) 先月中旬に長男が無事に退院、そして地元の小学校に転校した。まだ完治しているわけではないので、送迎は車で行い病院には数ヶ月に1度のペースで定期的に通う。生活ス…
素敵な時間
先日のこと、公私ともにお世話になっているフードスタイリストYUKOさんのお家へ。 ご自宅を丸ごとリノベーションされていてとっても素敵でセンスある空間に終始うっとり。誰かが生み出す空間を見たり感じることは私にとってこの上な…
ついに歩く
「お母さん、そうちゃん今日からリハビリで歩いてますよ!」 寝耳に水とはこのことか、と言わんばかりに看護師さんからのこの一言が、今日も淡々と面会に来たばかりの私に衝撃を与えた。 ペルテス病というものを患い、長男が歩くことを…
動く9月
夏を一掃するかのような、長雨の続くノロノロ台風の締めくくりで、気づけば9月になった。 月が変わって3日しか経っていないが、なんとなく今月は「動」という文字が生活の基盤にある気がする。なんだかずっと動いているし、今後もそう…
HAKUJI25ss展示会へ
酷暑の中、都内は表参道へ。 HAKUJIデザイナーアンさんと彼女の作品について話す時間は極上だ。 糸の話から始まる彼女のものづくりのストーリーには愛があり情熱がある。そして決して私たちが垣間見ることができない努力と苦労も…
何気ない日常の中に自分らしさはあるか
先日、たくさんの商品が入荷したので、お店のバックヤードがダンボールの山で大変なことに。 今日は朝夕に長男の病院2往復(まだ入院生活は続いている、これについてはまた改めて)、合間に車で片道30分のホームセンターへ在庫保管用…
そして動き出す
自分の深いところを動かす意図でここに文字を紡ぎ始めたら(思惑通りと言ったら語弊があるが)物事が私に進めと言わんばかりに動き出している。 昨日のこと、遂に2型目のBasaraとのコラボブラジャーも届いて小躍りしていたところ…
セルフイメージ
丁度、伊勢丹が終わってからセルフイメージが変わったというか 外見に対してこういうのが良いな、そしてこれはもう握りしめてなくて良いなと思うことがふとあった。 着るものは一番わかりやすく自分の心境の変化を現す。 お店に立つ時…
動かす
仕事中です。 珍しく頭の中がごちゃごちゃしています。 動かせていないものがたくさんありすぎて、だけど表面的なことではなく深い部分の滞りを動かしたい。 となるとここ(blog)に帰ってくるのです。 ちょっと「動かす」という…
鳥かごを飛び出して
WEL’Lとしてではなく個人の活動になるが、5月の終わりから6月いっぱいの期間、新宿伊勢丹のランジェリー売り場に毎週火曜日朝からポップアップ中のBasaraの販売員として立たせてもらっている。 今の生活の中に…
初心に返るとは自分に返ること
生き急いでここまで来たけどそんな必要なんてどこにもなくて。 4月14日にWEL’Lが6周年を迎え私自身は37歳になった。そんな大きな節目に改めて今のお店の状況と自分自身について真剣に向き合ったとき、どんなに焦…
自分が真に求めていることを軸に
明日もし人生が終わるとしたら。 私はここに文章を書き続けなかったことを心底後悔する、そんなことを強く思っている。 思っているという表現なのはここ最近ずっとそれについて葛藤しているからで、その問いに対して頭で真剣に考えて出…