先日、新たなモワメムを制作しているときのこと
「大衆的なものをつくっても意味がない」
そんなことを自分の口から発して、他でもない私がハッとした。
世界観を生む、抽象的でありながらも独自性の追求をしていきたいと心の底から願っているのに、時々大きなものに引っ張られる自分がいる。今月はなんだか落ち込むことが多かったなあ。
大衆的、マジョリティ、流行り、影響力あるものの存在、
そこに焦点を当てるとあたかもそれが正解のように思えるのだけど、そこに光を当てても私の心は何も躍らない。
制作だけのことだけじゃなくて、きっと日々の暮らしも意識もそちらに引っ張られると同じ感覚に陥る。
自分の理想は何か、それだけに光を当ててそこに向かって自分にしか感じることができない感覚感情を探りながら丁寧に進む。
昨日の夕方、ビールとビーチマットだけを手に海へ行った。何気なく見続けてしまうiphoneは私をブレブレにしていた模様。自分の内側との対話があまりにできていなくて、久しぶりに話し込んだ。(自分と)
色々整う中で
書くことを忘れないで、と自分の内側から聴こえる声に、心がそっと高鳴った。