Basara 2023ss展示会、無事に終了しました。

3日間バタバタとあっという間でしたが、素敵なお客様と接することができてとても充実した時間でした。

ご来場くださった皆様、改めて感謝申し上げます。

実は今回の新作発表の前にBasaraデザイナーのKimikoさんからお声がけいただき、さらに先のテキスタイル選びにも参加させてもらっていたわたし。

ロンドン(柄屋さん)とニューヨーク(Kimikoさん)、そして日本(プロデューサーのゆうすけさんとわたし)でzoomでのやり取りで、Basaraのものづくりで普段二人がしていることを間近で見させてもらえるといういつにも増してとてもスペシャルな経験だった。

100種類以上!?の柄から気になったものをピックして最終的にじっくり談義→決定、という流れでこの時間がなんとも美しくて楽しくて、ああ、こうやって二人の頭の中には幾度となく新しい世界が広がっていくのだなあと。ものを作る、ブランドを作るというプロセスを余すところなく見せてくれる中で、その始まりから今回の展示会という構想が形になって実際に世に出ていく様は「すごいなあ」の一言でもあるし、全てのプロセスがなんとも繊細で緻密でとにかく妥協がない。

ゼロイチは本当に難しい、いつもゆうすけさんはそう言う。でもだからこそやりたいし、形にできた時の喜びといったらない、さらにはそれでお客様が身につけて感動や共感をしてくれたり新たな自分にウットリしている姿を見ると感嘆してしまう、デザイン以外の全てを手掛ける彼の情熱は本物だと間近で見ていて思う。彼の在り方、考え方、生み出し方から今のわたしは学ぶことが山ほどある。

わたし自身はまだまだ形にしたいものをこんな風にできていない、アクションが少なすぎる。。なんて課題も感じつつ、今の自分がBasaraを通してできることやりたいことはこのエネルギーを最前線で魅せていくこと、体現し伝えていくこと。これはBasaraだけに留まらず扱っているもの全てにおいて、そして自分自身で生み出したいもの全てにおいてである。

引き続き一日一日の営業を大切にしながら、一人一人のお客様に心を込めて接していく。扱わせていただいている”モノ”に誠実にしっかりと向き合っていくのだ。