銀座出店で思いがけない出会いと拡がりがあった。
それは偶然ではなく必然と言えるような完璧な流れ、ご縁だった。
自分が憧れていた人、プロダクトが自分の世界に交わってくれる感動といったらない。(ああ、挑戦してよかった!)
とはいえ、それでもうまくいくかなんてわからない中で流れと心のままに向かった展示会で、わたしはものすごく緊張していた。
何かと不自由さを感じていたこの頃だったけど、自分が思ってるより世界はいい意味で淡々と進んでいる。そんなふうに現実を捉えたとき、もう怖くてもなんでもその一歩を踏むしかないと思った。無駄に考えすぎないことは、自分を進ませるのに有用である。
結論、そこには一つ一つ丁寧に向き合ってくれる人と物が存在していて、すんなりと自分を受け入れてもらえた。
まだ少し先だけれど新たなブランドのお取り扱いが始まる。数ヶ月前に心で願ったことが現実になったのだ。
0から1を創造するデザイナーの信念、創造性、生き様、そこに共感できるもの、情熱をしっかり自分に落とし込んでわたしにしかないフィルターを通してさらに美しく魅せていくこと、扱うものの本質をしっかり捉えて伝えていくことをわたしは本気で徹底していく。
怖くてもとにかく進め。
自分の目の前に展開するものを一つずつ丁寧に掴んで、またその次に展開させていけ。
今のわたしにいつも響くメッセージはこれだ。
その先の展開、景色、世界に今はただただ心を躍らせているし、それこそがわたしがすべきことなのだ。