WEL’Lとしてではなく個人の活動になるが、5月の終わりから6月いっぱいの期間、新宿伊勢丹のランジェリー売り場に毎週火曜日朝からポップアップ中のBasaraの販売員として立たせてもらっている。

今の生活の中にこのルーティンは正直大変で、葉山からだと行くだけで片道2時間の大移動。いつもは浜辺でのんびりコーヒーを飲んでいる時間に、満員電車に揺られているか渋滞の道を時計とにらめっこしながら車で走っている。だけど自分のありきたりで平穏な日常の行動の繰り返しの中に新しい風を吹かせることはとても大事だと思っていて、できるかどうかなんてわからないけどやると決めたこと。

(会社員時代の同期に会えるのも都内だからこそね、過去の自分の生き方や感覚を思い出させてくれるのもとても刺激的でありがたい)

感性を大切に、という私が理想とする在り方は、いつも自分の頭で考えつくことを超えたところからしか生まれないと信じていて、目の前にきたものはどんなこともチャンスでしかなくそこでキャパオーバーになったりたとえ苦しんだとしても、それも一つの新たな感性が生まれたように私は素敵な産物だと捉える。綺麗に生きてやろうだなんて微塵も思わない。

そして単純に新たな場所へ自分を連れて行くことは、新たな角度から自分を成長させるきっかけとなる。日本の小売業の王様とも言えるような伊勢丹という大舞台で「接客」であったり「ものを売ること」について今改めて私なりに真剣に向き合っている。いつもは小さな自分だけの鳥かごにいるからこそ、もっともっと外の世界に触れることを受け入れていきたい。

長男が入院している横浜の病院にも伊勢丹から直行する。物理的には本当に大変だけど、場所のギャップ、自分の役割のギャップ、この緩急こそすごく好き。どっちがいいとかじゃなく、この変化がたまらなく良い。(疲労困憊で何をするわけでもなく息子のベッドで盛大に寝ているけれども笑)

そして改めて自分で作った城を新鮮に愛せるのがなんとも言えないほど嬉しいのだ。当たり前にあるものをそうじゃないのだと感じられることは尊い。

人生はやはり目に見える景色、感じるものが展開変化するからこそ面白いのだと、しみじみ感じる。良いも悪いも本当に全部丸ごとどんと来い。なんだって自分の経験にして成長の糧にしてそして今あるものに深い感謝ができることをとても幸せに思うのだ。