日々の事象から思考し書くことから思い切って離れ
(思考自体が随分と減ったなあ)
ただただ感じることを繰り返したここでの空白の期間。
その間、WEL’Lとして表面的に見えていたものとしては
モダンカリグラフィーのグロウオウンを開催したり
(Marieさん、今回も素敵にありがとうございました)
恒例の完全にわたしの直感と気分でやっている気まぐれお花屋さんをやったり
WEL’Lオリジナルアクセサリーを進行させたりと
こんな感じでとにかく自分の心が躍ってやまないことを繰り返した。
いつも何より重要な、それが形になるまでのプロセスをとことん愛しながら。
そんな最近の私が常々意識していることは
全体で物事を捉えること。
表面的に見えてしまうものとしては上に書いたお店のことになってしまうし自分の中ではそれも一つの大切なものだけど
そこだけに重きは置いていなくて自分の人生全体という視点を持つこと
自分が大切にしているものの中でどこか一部分に偏っていないか
一つの物事に対してもその中の全体の見方を忘れないこと
そんなことをいつもいつも繰り返し意識しながら生きている。
(側から見える部分は一部だけなんだけどね。自分の中の視点は全部、全体という感覚でしかない)
そうすることで無駄に力むことがなくなって、とても生きやすく、突然湧いてくるインスピレーションが格段に増えた。
インスピレーションが増えると、今度はそれに従って動きたい衝動に駆られ、結果や意味を求めずただただ表現すること、形にすることを楽しめる。
ずっとそんな人生がいいと思っていたことが今、現実になっていて
自分自身や取り巻く世界が愛に溢れている感覚を持っている。
この境地に至れたのは少し前に経験した
何にもなくなった状態の自分を許せたこと、その状態をそれでいいと思えたこと
(なんだか書くと優しく聞こえるけど、抜道のないようなハードモードな期間を経てのこの感覚なんだよなあ)
これが何より大きいし、わたしにとっての財産。
地位、名声、評価、お金、繋がり、人からの信用すらも何にもない状態であってもそれでも満たされることの大切さ
そこから形にするものは自分を唯一幸せにするためのものではなく
内から溢れてつい思わず、、みたいなすごく良い意味で軽いものなんだ。
あってもなくてもどっちでも良いけど、あると嬉しくてたまらないみたいな。
要は幸せなんです。
気楽に幸せ。
何でも良いの極みのような感覚。
頑張って得たものは何一つなくて、全部取っ払って感じる幸せ。
そんな最近のわたしの感覚のお話。
このアクセサリーは、パールジュエリーデザイナーのSAKIさんと作っているけれど
自分一人で作っていた時と想いは変わらずMoi-même(モワメム)と名付けさせてもらった。
アクセサリーを形にすることの本質は変わらない。
自分自身で在ることを誰よりわたしが大切にしているよ。