次男を連れて一泊だけ実家へ。
これまでは頻回で帰っていたのに、息子が入院したことで9ヶ月ぶりの帰省になることに驚く。
最近のわたしはと言えば、プライベートで先の予定を立てることはしなくなった。予定があるとそれに向けて日々を調整してしまったり、うまくいかなかったらどうしようと気が重くなるからだ。
どんなときも軽く自由で在りたいからこそ、今はなにも決めずに日々を生きていたい。その恩恵は間違いなく、思い立ったときにすぐに動けることだ。
なんて言いつつしばらく帰省を躊躇っていたのは、長期入院中の長男と日常に手いっぱいだったのと、彼に抜け駆けのようで頭の中で勝手に帰ることを諦めていたからで。
そんなわたしに、あまり現状に縛られすぎず自由さを感じることも忘れずに、そんな言葉が当日の朝頭にふわっと降ってきたんだよね。
大好きな飛行機移動をしながら色々感慨深くなる。ぼーっと窓の外を見ながら、雲の上は相も変わらず、今日も淡々と晴れている。わたしの見えない視点の高いところもきっと同じようにそうなはずだ。
地上に足を着けたとき目の前が雨だろうが嵐だろうが、本当はなんにも心配しなくていいのよね。それすら楽しんでしまっていいのよね。