B新たに、ご依頼分の金継ぎ修繕の器が出来上がってきた。

結婚の記念に購入されたという、美しいブルーの萩焼。

細かい欠けが、この通り。

やっぱり金継ぎって美しいなあ、うっとりが止まらない。

傷つくということは、そこを癒したり直したり手をかけてあげることで、より美しくなれるということ。

器も夫婦という形もどんな物事も本質はきっとおんなじだと思う。

器がきっかけとなり、

歳をとっても当時の新鮮な気持ちが蘇りますように、

修繕したこのタイミングもまたひとつ分岐点として美しい記憶となりますように、

そんな気持ちになりながら

傷つくことも、壊れることも恐れなくて大丈夫。

そんな言葉がこの器を手にして響いてきて、勝手にジーンとしたんだ。笑

さて、8月の実店舗の営業は今日でおしまい。

(オンラインストアは引き続き営業しています。予約来店もいつでも大歓迎です。)

今年の夏はなかなか予定の立てづらい、先の見えない日々だったけど

わたしの世界はとかく静寂に恵まれたと表現したい、そんな感じで

日々淡々と、お店に立つ時間も穏やかな時間が流れていた。

引き続き、のこりの夏という季節の中で

丁寧に自分を味わうことを愉しむ。