A変化変化とよく書いていますが
わたしの今年一番であろう変化が
第二子を妊娠したことです。
今ようやく安定期に入ったところなのですが
一人目の時よりもつわりがきつく、、
それはもう本能のままに食べて寝て、気持ちわる〜とブツブツいう日々でしたw
一言で言えば
無気力。←
お店もなかなか開けられなかったり
何も考えられなかったり。
ただ
今思えばそのときの恩恵が一つあるとすれば
自分をゼロの状態にしてくれた
これがすごく大きいです。
ネガティブでもなんでもなく淡々と
全部なくなってもわたしは問題ないとさえ思えた。
(だから自分の持っていたものに何も執着しなくなっていた)
そんなつわりにもがき、ゼロ状態の中でわたしの心を唯一躍らせたのは
食べ物w
というか食の空間です。
先日最近本は読まなくなったと言いつつも
こういう食べごと、暮らしごとのものは昔から大好きで
改めてものすごく心が惹かれた。
昔から無性に好きだったのに不思議だったのは
さほど家事やご飯を作ることが好きじゃなかったということ。
映画もわけもなく無性に好きなのが「かもめ食堂」。
適当にしか料理しないくせに
なぜ?なぜ?と自分にハテナしかなかったのが
今ようやく
心と肉体が一致した、そんな気分。
そう、わたし楽しみながら丁寧に料理するようになったのです。
妊娠してから食に対する想いが熱くなって(要はそのときそのときで食べたいものが明確すぎてそれを食べるというミッションに必死だったw)
食の世界観や空間に改めて没頭し
それを実践するところまで来れたから。←ここが今までなかった。
お酒も飲めなくなってしまって
いつも飲んでる人たちにもご飯を振る舞うこともあったりして
そんな時にみんなが美味しいと言ってくれると
心の底から充実感と幸せが込み上げてきて
こんなの初体験なんだけど。w
無性に惹かれることが自分の本質の一つである。
そんな風にわたしは思います。
その本質で生きられた瞬間、深い充足感を味わえる。
やっぱりわたしは衣食住が好き。
今欲しいものは
今まで持とうとしなかった器たち。
特に漆に惹かれています。
息子のお弁当箱も漆塗りのこちらに変えたら
詰めるのが楽しい楽しい♡
予測つかずに状況も嗜好もライフスタイルもどんどん変化していくからこそ
常に柔軟にすべてのことに肯定的でありたいなとも思いました。
それでこそどんな自分も楽しめるから^^
お店も今後の展開が定まっていませんが
目の前のことに向き合ってその積み重ねを楽しみたいと思います。