夏を一掃するかのような、長雨の続くノロノロ台風の締めくくりで、気づけば9月になった。 月が変わって3日しか経っていないが、なんとなく今月は「動」という文字が生活の基盤にある気がする。なんだかずっと動いているし、今後もそう…

HAKUJI25ss展示会へ
酷暑の中、都内は表参道へ。 HAKUJIデザイナーアンさんと彼女の作品について話す時間は極上だ。 糸の話から始まる彼女のものづくりのストーリーには愛があり情熱がある。そして決して私たちが垣間見ることができない努力と苦労も…
何気ない日常の中に自分らしさはあるか
先日、たくさんの商品が入荷したので、お店のバックヤードがダンボールの山で大変なことに。 今日は朝夕に長男の病院2往復(まだ入院生活は続いている、これについてはまた改めて)、合間に車で片道30分のホームセンターへ在庫保管用…
そして動き出す
自分の深いところを動かす意図でここに文字を紡ぎ始めたら(思惑通りと言ったら語弊があるが)物事が私に進めと言わんばかりに動き出している。 昨日のこと、遂に2型目のBasaraとのコラボブラジャーも届いて小躍りしていたところ…
セルフイメージ
丁度、伊勢丹が終わってからセルフイメージが変わったというか 外見に対してこういうのが良いな、そしてこれはもう握りしめてなくて良いなと思うことがふとあった。 着るものは一番わかりやすく自分の心境の変化を現す。 お店に立つ時…
動かす
仕事中です。 珍しく頭の中がごちゃごちゃしています。 動かせていないものがたくさんありすぎて、だけど表面的なことではなく深い部分の滞りを動かしたい。 となるとここ(blog)に帰ってくるのです。 ちょっと「動かす」という…
鳥かごを飛び出して
WEL’Lとしてではなく個人の活動になるが、5月の終わりから6月いっぱいの期間、新宿伊勢丹のランジェリー売り場に毎週火曜日朝からポップアップ中のBasaraの販売員として立たせてもらっている。 今の生活の中に…
初心に返るとは自分に返ること
生き急いでここまで来たけどそんな必要なんてどこにもなくて。 4月14日にWEL’Lが6周年を迎え私自身は37歳になった。そんな大きな節目に改めて今のお店の状況と自分自身について真剣に向き合ったとき、どんなに焦…
自分が真に求めていることを軸に
明日もし人生が終わるとしたら。 私はここに文章を書き続けなかったことを心底後悔する、そんなことを強く思っている。 思っているという表現なのはここ最近ずっとそれについて葛藤しているからで、その問いに対して頭で真剣に考えて出…
心を何よりも大切に
2024年が明けました。 手放しにおめでとうと言ってはいけないような、そんな悲しいことが続くお正月。 被災された方々や、ご自身は無事であってもご家族やご友人の安否がわからない状況に胸が締め付けられるような想いをされている…
唯一無二であること
WEL’Lで唯一のオリジナルアイテム、モワメムアクセサリーにまたひとつ新たな作品が加わった。 これは紛れもなく今の私自身が大切にしている視点、在り方、そして美意識であり、そしてなおかつ自分が実際に辿って見えた…
2023年を振り返る
考えすぎずに自分がやると決めたことを兎にも角にも淡々と続けていくこと。そのプロセスの塊はだれかに誇示するものでは決してなく、ただただ自分への信頼と自信に変わるのだと信じて派手さもなく進んできた。自分の情熱の中にさえいれば…
長男のその後
長男が入院して1年と8ヶ月が経った。 ペルテス病といって右脚の大腿骨頭が壊死している病気に気づいたのは彼が幼稚園の年長の終わりの時だった事を、遠い昔のことに思う。彼は身体も心も随分大きく立派に成長した。 この病気の特性上…
新たなステージへ
Basaraの拠点が葉山から秋田へ移った。 今年の初めに、プロデューサーから唐突に告げられたここからいなくなります宣言。商品も全て秋田へ、という中で私はこれからどうしていきたいのかずっと自問し続けた。 開店当初から共に走…
あまりにも混沌とした世の中に
ここ半年、ゆっくりと読み進めていた本がある。 百田尚樹さんの書く文章でなら歴史を読みたいと思って衝動で手にした本。 現代の視点でしか生きられていない自分をもっと俯瞰したくて違う時代に生まれていたらどんな生き方を選ぶのだろ…