Iわたしには無性に好きな映画がある。

それはかもめ食堂シリーズ。

 

(テレビボードをやめたらコンセントがむき出し問題。)

 

 

かもめ食堂はもう何度も何度も繰り返し観ていたのだけど

最近はアマゾンプライムビデオで同じシリーズの「めがね」と「プール」という作品も観た。

全て小林聡美さん主演の映画なのだけど

これらの映画に共通することって

 

特に何も事件は起きず淡々と進むストーリー

登場人物の生い立ちは謎のままただそれぞれが淡々と生きていく

丁寧でいて自然な生活

異国の地で淡々と日本人が生きている

 

こんなところでしょうか。

 

敢えて淡々ととつけてみたのだけど

本当にただただ淡々としている映画なのだ。

(ストーリーがどんどん展開していく映画が好きな夫に一緒に観ようよというと必ず拒否されるw)

 

 

それぞれ過去や現在にきっと多くの傷だったり葛藤のようなものがあると匂わせるのだけど

それを声を荒げたりして感情をあらわにはしないし

誰も干渉しない。

 

ただみんなそれぞれ今を生きているのだ。

 

 

 

綺麗なものを見て綺麗と言い

目の前の人や物、時間を大切にし

良いことにも悪いことにも過剰に反応したりせずただただ受け入れ

日常を生きることへの愛をじんわりと感じる

 

 

そんなゆっくりと優しいものが流れるような映画。

 

 

 

 

そして何度も何度もその強い世界観に引き込まれるわたしは

 

 

この生き方にものすごく憧れている。

 

 

この映画たちに出会わなければ

 

ただ淡々と生きることが

 

何もしないこと、起きないことへの恐怖

感情が動かないことへの喪失感

意味のないことに対する無価値感

 

 

そんな風なネガティブなもののままだったかもしれない。

素敵なことや憧れるものって

一見キラキラしてそうだけど

 

いろんな経験を経て今この瞬間

わたしが心の底で望んでいることは

淡々と目の前のものを愛でながら生きていくことなのかもしれない。

 

 

 

良いことも悪いことも全部ただ自分の外側で起きていることで

わたしの内側では何も変わらない

愛と美意識があってそれに忠実に生きているだけ。

 

そんなことを思った。

 

 

 

妊娠して不可抗力で持てたこの何もできなくなった(家事はほどほどに仕事はほぼ自分のタスクから消えてしまった)

この時間は本当に新鮮で大きな気づきと転換点になった。

 

 

今日はずっと喉から手が出るほど欲しかった漆のお椀を一つだけ買ったのだけど

(お値段とこれから夫や母に家事を頼むのに雑に扱われたらどうしようという問題でとりあえず一つw)

グッときてしまったものは仕方ない。

 

珍しく今回は買うのに躊躇してしまったけれど

美しいと思ってしまったもの、グッとくるものを自分の世界に持つことは

わたしにとっては自然なことで魂が求めていること。

 

思考でその感覚に抗うことなく

流れるように淡々と展開させていく。

 

そんな風に改めて思えて実行に至った。

 

 

 

そして何よりあの映画から静かに感じるメッセージは

 

自分の心のままに生きる

 

ということ。

 

 

周りには流されない

だけど

自分の心や感覚に喜んで流されていく

 

 

そんな人生がいい。

 

 

だから一見周りに理解されないようなお椀も買う!w

 

 

 

 

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