8今月もあっという間に終わろうとしていますが
いい意味で葛藤と手放しの連続だった今月。
ゆかこさんとのアウトレットセールに始まり
念願のまりえさんとのカリグラフィーグロウオウン
そして金継ぎともはや定例会のような陶芸教室。
珍しくコンテンツが充実した月だったように思います。
駆け抜けた〜!という感じよりも
今この瞬間に何を感じて、どんな想いで何を創りたくて、どんな未来に繋げていきたい?
アクションがどんなに増えても
そんな自問自答を丁寧に、走りながらきちんと内に意識を向けることを忘れませんでした。
やりながら自分の深いところに向き合うと
それはもう自分自身の中はぐっちゃぐちゃでw
結論から言うと初期の頃からやっていた
WEL’Lでの陶芸教室は一旦おわりにします。
ゆかこさんに頼りっぱなしだったこの2年半。
(いや、今月もw)
一緒にワークショップも小売も、なんなら買い付けも
いろんなことを一緒に経験させてもらえて
本当にたくさんのことを学ばせていただきました。
(1回目の!懐かしすぎて泣ける)
ゆかこさんとは忘れもしないまだわたしがお店を準備しているときに
バサラの展示会で出会って
わたしはワインショップができないともがきながらも、ライフスタイルショップを作ろうと意気込んでいる時で(だけど右も左もわからず半ベソかきながら手探りでやっていて)
ゆかこさんは会社員と陶芸家の二足のわらじ生活をされていました。
最初の出会いの日こそ、ゆかこさんの器をお店で扱えたら嬉しいですと軽い会話で終わったものの(ゆかこさんもきっと本気にしてなかっただろう)
それから数ヶ月してゆかこさんにまさかの乳がんが発覚して、当時勤めていた会社を辞められ闘病しながらも陶芸一本の人生を選び
素敵な器が売りたい(だけど自信もない)わたしと
陶芸で生活していかなければならない中、自身の器を売る場所がなかったゆかこさん
そんな互いの人生の分岐点が偶然重なった私たちは今思えばすごく運命的だったなあとおもいます。
ゆかこさんもすっかり病気から回復され、メディアにも頻繁に取り上げられたり
全国に活躍の場を広げてどんどん軌道に乗っている今
なんとなくもうここに引き止めてはいけないしもっともっと飛躍していくんだろうなと
そしてわたしも自分の進む道、創り上げたい世界観が見えてきて
最初の頃のような自信のなさからゆかこさんに依存していた自分はもう要らないなと
今こそ互いが旅立つタイミングなんだと
コンスタントにやっていた陶芸教室もラストとさせていただきました。
ゆかこさんはもちろんのこと
ずっと来てくださったお客様にも心から感謝の気持ちでいっぱいです。
本当に本当にありがとうございました。
(色々思い出に浸ってたらこんな写真が出て来たよw 泣きそうw)
お店では引き続き器のお取り扱いはしていますし
もしかしたら単発でゆかこさんのイベントやグロウオウンをやるかもしれません。
お教室へのお問い合わせもたくさん頂いていたので
とりあえず一旦ご報告まで。
人生の流れに乗ること。
それは時に寂しさや痛みもあるけれど
それを避けて何かを握りしめてたら波になんか乗れないんだ。
手放した先にまた何があるのか、全く見えないけれど
今の延長線で想像し得るものでできた人生なんて面白くない。
お察しの通り9月は特に何も企画してませんが(あはは〜)
自分の心の声にのみ従ってこれからもやっていきますので
今後ともどうぞよろしくお願いします。
感謝と勇気を持って、そして直感を頼りにわたしはこれからも進んでいきます。
軽く、爽やかに♡
追記
この記事をシェアした数時間後にゆかこさんもブログを書いてくれました。
嬉しいなあ。♡
ぜひご一読ください^^
One thought on “旅立ちのとき”
現在コメントは受け付けていません。